方言溺愛おにーさん。
「なみちゃん?」
「はい。ごめんなさいほんまに。
心から謝罪してます勘弁してください。」
「これ前にも言ったこと
ある気がするんだけど?
今何時かわかる?
小2に戻るか?」
「ご、五分くらい…あかん?」
「……っ」
東菊は片手で口元を押さえ震える。
「と、東菊…?」
「今のもう一度、プラス上目遣いで。」
興奮してただけかいっ!!!
「てか
誰と遊んでたわけ。
男?女?宇宙人?」
「なんで宇宙人が入んねん。
クラスメートと勉強会しててん。
まさかこんな時間までやるとは
とは思ってなかってんもん…」
「……あのなー、
自覚しろよ、なみちゃん。
あんま俺に心配かけさせんな。
遅くなるなら連絡しろ。」
「……はい。ごめんなさい。」
「あと。
明日からは俺が勉強教えてやるから
真っ先に帰ってこい。わかったな?」
「……は、はい。」