方言溺愛おにーさん。
溢れる愛着
「何話してたんだよ。」
「東菊には関係ないやん。」
「いーや、あるね。
八百長の話とか
してたら捕まんの俺だぞ。」
「誰が関取やしばくぞほんま」
「泣きながら言われても
説得力ねーよばーか。」
「うるさいなぁ…
黙って運転しろあほおっ」
「へーへー。
あ、晩飯作ってねえなー。
なんか食いてえもんあるか?」
「……。」
「今日だけ何でも食わしてやるよ。」
「……キャビア。」
「たっけー。
何処で習ったそんな食い物。
あれ60万ぐらいするんだぞ。」
「マジか。
じゃあやっぱ……」
「予約とれたわ。行くぞ。」