今日は来る
「私達学校の人間も
できるなら
そうしたいわ!
でも、証拠がないの。
あの子がやったって証拠がなくちゃ
退学にはできないの・・・。」





「・・・っ!」




俺は悔しかった。




今も昔も1番の大切な人を
守れなかった・・・。




未瑠の方を見ると、
眠っていた。




「病院に連れていった方が
いいわね・・・。
救急車は目立つから
私の車で連れて行くわ!
だから大谷君も呼んであげて。
私は1度職員室に行ってくるわね。」




先生は出て行った。




俺は携帯で智也に
電話をかけた。




「もしもし智也。」




『何だよ!太一!
今授業中!!』




智也は小声で話ていた。




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