今日は来る
「俺だって腹が立ってんだよ!!
大切な女守れねぇ自分に!!」




「太一お前まだ・・・」




「あぁそうだよ!
俺は未瑠の事がまだ好きだ!
・・・何でいっつも一緒に
学校来てんのに、
今日にかぎって違うんだよ!
俺だったら守れたかも
しんねーのに!!」




言いたい事を一気に行った。




智也は何も言わずに
未瑠に近づいた。




「・・・未瑠。」




智也は未瑠の手を
握っていた。




ガラ




「廊下までまる聞こえ
だったわよ・・・。」




先生が入ってきた。




俺も智也も何も言わなかった。




「はぁ~。どっちか大坂さん
私の車まで運んで!」




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