今日は来る
「おい!太一!未瑠は!!?」




「落ちつけよ!」




何が落ちつけだ!!




俺は太一の胸倉を掴んだ。




「未瑠がやられたのに
落ちつけってのか!!?」




俺はその時太一に
突き飛ばされて殴られた。




「俺だって腹が立ってんだよ!!
大切な女も守れねぇ自分に!!」




「太一お前まだ・・・」




太一俺達の事
応援してくれてると
思ってた・・・。




太一が話終わると
俺は何も言えずに
未瑠の方に近づいた。




確かに俺も遅刻してもいいから
未瑠を待ってる
べきだった・・・。




「・・・未瑠。」




俺未瑠の手を握って
太一にバレないように
少しだけ泣いた。




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