今日は来る
「あれは智也君の
せいじゃないわ!
大丈夫、あの子は強いから!」




治療室から未瑠が出てきた。




俺は聞き耳をたてていた。




「あっ先生!またうちの子が
お世話になりました!!」




"また"?
俺は疑問に感じた。




「いえいえ。
それで未瑠ちゃんは
左手と右足を骨折していて
頭を数針縫いました。
それ以外はかすり傷とかです。」




「そうですか・・・。
命にかかわるとか・・・」




「それはないですね!」




「あぁ。よかった!」




「ただ・・・。」




医者はこっちを
チラッと見て、




「ここじゃなんですから
こちらへどうぞ。」




と言ってどこかに行った。




未瑠は病室に連れて行った。




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