今日は来る
未瑠の両親が入ってきた。




明らかに泣いた跡があった。




「未瑠!よかった・・・。」




俺は病室を出た。




太一は座り込んで顔を
伏せていた。




俺は病院を出て
学校に向かった。




3年の校舎に行き
極力人に見られない様に
あの女を呼び出した。




「どーゆー事だよ!」




「何がぁ~?絢、わかな~い!」




「ふざけんじゃねーぞ!」




俺は胸倉を掴んだ。




「人呼ぶよ。」




「~チッ!」




俺は手を離した。




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