今日は来る
年も明け、
私は病院の中で
2年生になっていた。




「お母さ~ん!
私いつになったら
退院できるの?!」




私は早く学校に行きたかった。




あの先輩も卒業したし!!




「・・・っ未瑠!」




お母さんはいきなり
私に抱きつてきた。




泣きながら・・・




その時ちょうど
先生が来た。




「お母さん。
先生が来たよ・・・?」




お母さんは私から離れ、
先生に深くお辞儀をした。




「大坂さん・・・。
いいんですね?」




「・・・はい。」




先生とお母さんの会話の意味が
全然わからなかった・・・。




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