今日は来る
璃那はお腹がすっごく
大きくなっていた。




太一は・・・全然変わっていなかった。




「どうしたんだよ!未瑠!?
まだ学校休んで!
もしかしてまだ治ってないのか?」




「未瑠、太一からその事聞いたよ。
大変だったね!」




璃那は椅子に座り
私の手を握ってくれた。




私は強く握りしめ、
話た・・・。




「太一、璃那。
私が今から言うことは、
嘘でも冗談でもないからね!」




太一と璃那は
真剣な表情になって
うなずいた。




「私はね・・・癌なの・・・。」




2人の目は見開かれていた。




「それで、私は
助からないの・・・。
今は抗癌剤で命を延ばしてる
だけなの・・・。」




私は泣きたいのを
必死にこらえた。




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