今日は来る
「えっ・・・その後の太一と私の話、
聞いた?」




まただ。




太一と一緒。




告白されたの
聞かれてないかって目で
俺を見てくる。




「聞いてねぇーよ!てかさー
太一も同じようなこと
聞いてきたってか、あったんだけど
2人ともなんかあったわけ?」




未瑠は、俺の事を怖がった
ように見てくる。




みんな聞いてる。




「2人って付き合ってんの?




ヤベー!止まんねー!
言いたくないのに、口から出てくる。




屋上で2人とも何やって・・・」




その時俺は強く頬を叩かれた。




俺は訳がわからず叫んだ。




その時未瑠の泣きそうな顔が見えた。




未瑠はそのまま教室から出ていった。









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