今日は来る
「智也の馬鹿!!
私のファーストキス返してよ!」




鞄で智也を何回も殴った。




「俺は・・・」




私は息を切らせて殴るのを止めた。




「俺は謝らない!」




「何それ!開き直り!!?」




「そうじゃない!
俺は未瑠の事が好きだから・・・
好きだからキスしたんだ!!」




「そんなの知らないよ!」




私は急いで荷物を鞄につめて
智也の家を出て行った。




「ハァハァ・・・。」




私は唾を飲み込んだ。




走って家まで帰ってきたから。




「あら未瑠お帰り!
どこ行ってたの?」




お母さんのそんな問いかけも
無視して、自分の部屋に行った。





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