今日は来る
智也の家に着いた。




「おじゃましま~す!!」




「今誰もいねーし!」




えっ!何かそれって
ヤバくない!!




智也の部屋に入って
ドキドキしていたら、
智也は引き出しから
何かを取り出した。




「はい。これ・・・。
ちょっと遅くなったけど、
付き合って1年記念日の。」




そう言って智也は
恥ずかしそうに私に渡した。




「開けてもいい?」




「いいけど期待すんなよ。」




私はそっと開けた。




「・・・。
智也、これって・・・」




袋の中には箱があり、
箱の中には指輪があった。





< 92 / 245 >

この作品をシェア

pagetop