光か陰か
涙と出会い
その日からアキは喜んで学校にいった。 

僕は家でひとり勉強出来たので、まだ中3なのに高校の範囲までやることが出来た。

ちなみに受験の心配は無い。中高一貫高だからマイペースで勉強出来る。

そのころアキは学校生活をエンジョイしていた。

体育では恐ろしい程の運動神経をみせ、各運動部から勧誘される羽目になっていて、休み時間のたびに追われる日が続いた。

ある日いつものように勧誘から逃げて屋上まで来て、扉を開けようとしたその時

「きゃあっ」

と声がしてアキは誰かとぶつかった。
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