あの日の雪を溶かすように
誰かの声が聞きたい。静かなのは、やだ。

ふらふらとした足取りでアリスは電話機の前に立って、
とりあえず、「片山修也」に電話してみた。

< 115 / 313 >

この作品をシェア

pagetop