あの日の雪を溶かすように
「いや!いやいや、違うんだっ!そんなんじゃなくて、その…
何ていうか、暇だったから…いや、なんだろ…その、罰ゲームっていうの…?ハハ…ハァ…」
自分の顔が赤くなっていくのがわかる。

「無理しなくてもいいんじゃねぇ?」
修也が途中で切り出した。

「はっ?いやいや、むっ、無理とかしてないから…」

「うん。そぉいう意味じゃなくてさ、何か、あるよ。そーいうの。」

「え?」


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