あの日の雪を溶かすように
「…いやぁ、えっ!?高校生?」

「中卒。」

「マジか…マジか。」
修也は何故か連呼した。

「やっぱ電話切ろうか?…シュウ君。」
アリスはわざとらしく名前を呼んだ。

「いやっ!いやいや!ダメだ!切っちゃダメ!」

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