あの日の雪を溶かすように



辺りを力無く見渡す。



よくわからない機器が
私と 繋がっている。


あれは、
点滴…?



体…動かない。
だるくて…



そっ か




あそこで 倒れたんだ


シュウが
家に来てから…


そのまま

ここに
来たんだ…



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