あの日の雪を溶かすように



なんで こんなチャラそうな奴が
こんな…「重い」私に
付きっきりなんだろう…?


時々、アリスはその疑問をシュウにぶつける。


その度、決まって彼は
だって、ほっとけないじゃん。と、
笑顔で言うから…




アリスは「重い」自分を
彼を信じて、受け止めてもらうことにした。




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