あの日の雪を溶かすように




アリスは意味も無く辺りを見渡した。


右から、左。


後、 雪の舞う、空…。



時間が止まったように流れる感覚の中
確かに、
自身の胸の鼓動が、高鳴っていることだけはわかった。



< 280 / 313 >

この作品をシェア

pagetop