あの日の雪を溶かすように


「知り合い…いや…
あの子…」

シュウはアリスを指差した。

「あの子が…知り合い?」

駅員もアリスに目をやる。

「多分…
あいつ、アリスって言うんです。
本名、なんす。」



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