あの日の雪を溶かすように
えっ
「ぃ、いやぁっ…別にそこまでは…」
「言わなきゃ。ケイタイ、ケータィ!」
葵が携帯のボタンを押し始めた。
ちょっ…
「ちょっと待って!待て待て!嘘っ!ウソウソ!嘘なんだ!
ストーカーなんかじゃなくて…ッ!」
アリスが急いで葵の携帯を取り上げる。
…電源は、ついていない。
ハッと葵の顔を見た。
「わかってますよ。先輩のウソって、やたらわかりやすいスよね。」
「えっ…。
葵、私をハメたのか?葵のくせにッ!?」
「いやぁ、先輩があのまま黙ってたら、ホントにかけてたかも、ですよ?」
「君、最近ウゼェな。」
ぼそっと言ったアリスに、葵はそーすか?と、
まるでほめられたように微笑んだ。
「ぃ、いやぁっ…別にそこまでは…」
「言わなきゃ。ケイタイ、ケータィ!」
葵が携帯のボタンを押し始めた。
ちょっ…
「ちょっと待って!待て待て!嘘っ!ウソウソ!嘘なんだ!
ストーカーなんかじゃなくて…ッ!」
アリスが急いで葵の携帯を取り上げる。
…電源は、ついていない。
ハッと葵の顔を見た。
「わかってますよ。先輩のウソって、やたらわかりやすいスよね。」
「えっ…。
葵、私をハメたのか?葵のくせにッ!?」
「いやぁ、先輩があのまま黙ってたら、ホントにかけてたかも、ですよ?」
「君、最近ウゼェな。」
ぼそっと言ったアリスに、葵はそーすか?と、
まるでほめられたように微笑んだ。