君恋


「は…やりますけど」






「そう」






…なんなの…。失礼なやつ。






私は山野君をシカトして黙々とペンを動かせた。






「…あ、そうだ」





山野君が言う。






「何⁇」






「…補習ってさ…あんたと俺の二…」






って、言いかけた時






「お待たせー」






と、先生がやって来た。

< 8 / 12 >

この作品をシェア

pagetop