マシュマロな彼




キ、キスされてる………!!



不意打ちのキスにビックリしすぎて目も閉じれなかった。



雪からは、唇を離すと同時に



「目ぐらい閉じて?」


なんてからかわれる始末……。



女の子にはいろいろあるって事、雪はわかってない。


せめて、歯磨きをした後がよかった…。




「ってかさ桜、時間………」


そう言って、宙を指差している雪。



どこ指差してんだ?




そう思い、雪の指差している方を辿っていくと……



私のお気に入りのプーさんの時計が目に入った。




それがどうしたの?



そう聞く前に私の体は固まってしまった。





だってね?



だって………






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