可愛がってよ双子君【BL】
 蒼「ただいまー」
 と、言って部屋に入ってきた蒼雨流と一緒に、チョコたちの元気な
 鳴き声が聞こえる。
 光「おかえり!チョコ、バニラ、マーブル!」
 入って来るなりわしゃわしゃと、3匹を撫でている僕に対して、蒼雨流が
 蒼「そいつらだけか?俺は?
   忘れてた訳じゃ無いよなぁ?」
 そう言いながら、嫌な笑みを浮かべる。
 光「別に、そう言う訳じゃ...」
 蒼「じゃあ、何で俺の名前は言わなかったんだ?」
 光「う~んと、え~と、ごめんなさい...」
 蒼「ああ、やっぱり忘れてたんだー?」
 光「ぐすっ、ごめんなさいって言ってるのに~」
 蒼「可愛いな、泣いちゃうの?」
 蒼雨流がバカにしたように言う。
 光「空雨流~蒼雨流がいじわるする~」
 空雨流に泣き付くと
 空「そうだね、光雨流。よしよし」
 そう言って撫でてくれた。
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