恋愛ゲーム
一章~キッカケ~
「萌絵(もえ)、お昼食べよー」
「いーよ」
いつも通りの学校、いつも通りの昼休み。
そして、いつも通り、名前のように明るい朱莉(あかり)、名前とは相反して可愛げのない私。
私と朱莉が席を立った時。
「一条(いちじょう)さん」
誰かに名前を呼ばれた。
振り返ると、そこには学校一のイケメン、永瀬翼(ながせつばさ)が。
「永瀬?何の用?」
朱莉含め、周りの女子はきゃーきゃー言ってるけど、私は別にコイツに話しかけられても何とも思わない。
できることなら、今のこの状況。
すっごく誰かとかわりたいんですけど…
自称"翼様親衛隊"の方たちがものっすごくこちらを睨んでるんで。
「なによ、用がないなら私行くわよ」
「待って。一条さん、ちょっとついてきてくれる?」
そういって私の手をひっぱり、教室からでてどこかへと向かう永瀬。
教室のなか、廊下など至る所から女子の黄色い声。
…めっちゃ目立ってるんですけど!?
というか、どこに連れてく気?
「ついた」
そういって立ち止まった、ここは校舎裏。
「いーよ」
いつも通りの学校、いつも通りの昼休み。
そして、いつも通り、名前のように明るい朱莉(あかり)、名前とは相反して可愛げのない私。
私と朱莉が席を立った時。
「一条(いちじょう)さん」
誰かに名前を呼ばれた。
振り返ると、そこには学校一のイケメン、永瀬翼(ながせつばさ)が。
「永瀬?何の用?」
朱莉含め、周りの女子はきゃーきゃー言ってるけど、私は別にコイツに話しかけられても何とも思わない。
できることなら、今のこの状況。
すっごく誰かとかわりたいんですけど…
自称"翼様親衛隊"の方たちがものっすごくこちらを睨んでるんで。
「なによ、用がないなら私行くわよ」
「待って。一条さん、ちょっとついてきてくれる?」
そういって私の手をひっぱり、教室からでてどこかへと向かう永瀬。
教室のなか、廊下など至る所から女子の黄色い声。
…めっちゃ目立ってるんですけど!?
というか、どこに連れてく気?
「ついた」
そういって立ち止まった、ここは校舎裏。