あなたと僕の物語〜また会える日まで〜
なんか、眩しい…

僕は確か…死んだよね?
でも、意識があるし…助かったのか?

目を開けたら分かるか

「………はい…?」

えっ?海?
なぜ、海なの?
やっぱり僕死んだの?

頬をつねってみるが

「いひゃい…」

感覚があるので死んでないし夢でもない
…えっ?

「あんた、大丈夫か?」

そして、冒頭に戻る

誰だよ、このイケメンは
イケメンって、マジ滅べばいい

「おーい」

けど、可愛いとか美人だったら
別にいいよ…おにゃのこは
ホワホワの癒しだからさ

「聞いてるか?」

でも、香水つけて
ケバいのは論外だから!

「………」

あっ、でも男の娘もありかな

「おい!聞いてんのかよ!」

「煩いなぁ!僕の考え中に喋りかけてくんなよ!」

せっかく、妄想してたのに!
今のでイメージが消えたじゃん…

「んだと!お前が倒れてたのを見つけて今まで介抱してやったんだぞ!」

やった?
何こいつ!

「僕はしてだなんて一言も言ってませんが!何?恩でも売っておこうって?僕は返せないし返すつもりもありません!」

「んだと!別に恩を売ろうなんて思ってねぇし!返す返さないじゃなくて、ただ助けただけだろ!」

あらぁ〜?青筋が浮いてるよ
ププ、せっかくの整った顔立ちも
台無しに…なってない…

くそっ!イケメンはどんな顔でも
イケメンとか…死ねばいい!


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