好きのカタチ
 朝のHR。退屈にも、先生の話が異様に長く発狂するかと思った。

「先生の話が長くて……もうっ休み時間潰れちゃうじゃないっ!」


「ほんとだよね。頭が痛くなるよ。」



くだらない話をしながらいつのまにか休み時間が終わっていた。


ほんと、なんなんだろう。先生の話の意図が読めないのにながったらしく話すから…






ぼっーーっとしてたらいつのまにか
一時間目は終わっていた。というか寝てた





「山下さん?山下さんっ!」


「⁉」


「一時間目終わっちゃったよ?大丈夫?」


「あぁ…………ありがとう。」


私は眠い目をこすりながら今にも倒れそうになりながら隣の席の森川くんにお礼をいった

「次、移動だよ?山下さん。急がなくていいの?女子はほとんどいっちゃったよ?」


「嘘でしょ⁉あーーーーッもうっ。ありがとうっ森川くんっじゃあねっ」


「ちょっと…………教科書は?」


「あばばばばばばばっ!あっありがとうっ
じゃっ」


そういえば森川くんは移動しなくていいのかな?…………
次、体育だったような?


私は着替えが終わると、グラウンドに出た。


「遅いじゃんっ!何寝てんの⁉」

「ごめんごめん。いやー、あまりにもつまんないからかなぁ?」


初っぱなから友達から怒声をくらった。
置いてったくせに。


「そういえば、森川くんって何で体育でないの……?今日だけじゃないよね?」


私はそれとなく、聞いてみた。


「知らないの?あいつ、病気もちらしいよ。」



「ふーん。そうはみえないけど」







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