青い春の真ん中で
「ありがと・・・」
照れ笑いの真紗希に私たちもあたたかい視線を送った。
「歩成はどうなの?」
3人の視線を受けながら、小さくなる私。
「どう・・・ってどうもないけど」
そんな私を3人はしばらくみつめて、真紗希がひとこと。
「歩成はどうなりたいの?」
どうなりたいんだろう・・・
「うん・・・」
顔を傾けて悩みだした時、
ガチャッ
屋上のドアが開いて、ひょっこり顔を出したのは瀬戸くんだった。
「あ、歩成ちゃん、もしかしてそのパン!」
クリームパンを手にした私に突進してきた。
「え?いや・・・あの」
後ずさりしながら怯えていると、
「晴翔、椎名さん怯えてんじゃん」
笑いながらドアから出てきたのは緑井くん。
「だって、朝からずっといい匂いしててさ。あの時のクリームパンだって気づいて、もしかしてくれるのかなぁって期待してたのにさ・・・」
気づいてたんだ・・・
「わ、わかったから。あげるから」
クリームパンを差し出すとそのままパンにかじりついた瀬戸くんに私が赤面。
照れ笑いの真紗希に私たちもあたたかい視線を送った。
「歩成はどうなの?」
3人の視線を受けながら、小さくなる私。
「どう・・・ってどうもないけど」
そんな私を3人はしばらくみつめて、真紗希がひとこと。
「歩成はどうなりたいの?」
どうなりたいんだろう・・・
「うん・・・」
顔を傾けて悩みだした時、
ガチャッ
屋上のドアが開いて、ひょっこり顔を出したのは瀬戸くんだった。
「あ、歩成ちゃん、もしかしてそのパン!」
クリームパンを手にした私に突進してきた。
「え?いや・・・あの」
後ずさりしながら怯えていると、
「晴翔、椎名さん怯えてんじゃん」
笑いながらドアから出てきたのは緑井くん。
「だって、朝からずっといい匂いしててさ。あの時のクリームパンだって気づいて、もしかしてくれるのかなぁって期待してたのにさ・・・」
気づいてたんだ・・・
「わ、わかったから。あげるから」
クリームパンを差し出すとそのままパンにかじりついた瀬戸くんに私が赤面。