青い春の真ん中で
夏休みはこんな風に2日おきに晴翔に会いながら過ぎていった。
そして、ついに待ちに待った美織ちゃんが計画していた、みんなで遊びに行く日がきた。
「私まで行っていいのかな。みんなカップルなのに」
パステルカラーのワンピースでつけまつげと濃いアイメイクの面影を全く感じさせないかわいい沙由奈。
弱気な発言の沙由奈に笑いながら、
「だから呼んだんでしょ?」
と、芽衣と私は沙由奈と肩を組んだ。
メイクや服装のせいだけじゃない。
沙由奈の表情、瞳の輝き、仕草、すべてが変化している。
柔らかく、自然で、魅力的になった。
「緊張しないで、みんなで楽しもうよ」
芽衣がテンション高く言った。
「美織ちゃんは晴翔のお兄ちゃんと車で先に行ってるんだよね?」
「そう、晴翔のお兄ちゃんに会うの初めてでドキドキしちゃう」
盛り上がってると、
「おはよ!」
と、健斗くんが駆け足でやってきた。
その後ろから晴翔と湘真くんが話しながらやってきた。
「おはよ」
沙由奈の顔が赤くなる。
この反応たまらんわ。
「かわいい」
小声で沙由奈に言うと、
「歩成ちゃん、いじめちゃダメ」
と、芽衣に怒られた。
そして、ついに待ちに待った美織ちゃんが計画していた、みんなで遊びに行く日がきた。
「私まで行っていいのかな。みんなカップルなのに」
パステルカラーのワンピースでつけまつげと濃いアイメイクの面影を全く感じさせないかわいい沙由奈。
弱気な発言の沙由奈に笑いながら、
「だから呼んだんでしょ?」
と、芽衣と私は沙由奈と肩を組んだ。
メイクや服装のせいだけじゃない。
沙由奈の表情、瞳の輝き、仕草、すべてが変化している。
柔らかく、自然で、魅力的になった。
「緊張しないで、みんなで楽しもうよ」
芽衣がテンション高く言った。
「美織ちゃんは晴翔のお兄ちゃんと車で先に行ってるんだよね?」
「そう、晴翔のお兄ちゃんに会うの初めてでドキドキしちゃう」
盛り上がってると、
「おはよ!」
と、健斗くんが駆け足でやってきた。
その後ろから晴翔と湘真くんが話しながらやってきた。
「おはよ」
沙由奈の顔が赤くなる。
この反応たまらんわ。
「かわいい」
小声で沙由奈に言うと、
「歩成ちゃん、いじめちゃダメ」
と、芽衣に怒られた。