青い春の真ん中で
「沙由奈ちゃん、どうしてるの?」
芽衣のひと言で、私の喉が詰まりかけた。
蘇る記憶。
大暴れした自分のことを早くも記憶から消していた。
「沙由奈はあのまま学校から出たと思う」
そうか…私、明日からどんな顔で沙由奈に会おう。
「やりすぎたかな…」
なんだかフツフツと罪悪感が。
「私は、良かったと思ってる。ガツンと目が覚めたっていうか。間違ってるって誰かに言って欲しいってどこかで思っていたのかも」
真紗希の言葉に救われる。
「私達がやってきたことと向き合わないといけないんだと、思う」
真紗希って本当はどんな子なんだろう。
さっきパンを選ぶ時も最後まで迷って、結局あまったのを選んで。
芽衣は意外と1番に選んで、
「ひとつだけでいいの。とびきり甘いこのパンでもう満たされるから」
濃厚なクリームが絶品のクリームパン。
口の横にずっとクリームつけて食べてる。
「芽衣、クリームついてるよっ」
笑いながら言うと、真っ赤な顔で口元を隠した。
本当に可愛い仕草。
芽衣のひと言で、私の喉が詰まりかけた。
蘇る記憶。
大暴れした自分のことを早くも記憶から消していた。
「沙由奈はあのまま学校から出たと思う」
そうか…私、明日からどんな顔で沙由奈に会おう。
「やりすぎたかな…」
なんだかフツフツと罪悪感が。
「私は、良かったと思ってる。ガツンと目が覚めたっていうか。間違ってるって誰かに言って欲しいってどこかで思っていたのかも」
真紗希の言葉に救われる。
「私達がやってきたことと向き合わないといけないんだと、思う」
真紗希って本当はどんな子なんだろう。
さっきパンを選ぶ時も最後まで迷って、結局あまったのを選んで。
芽衣は意外と1番に選んで、
「ひとつだけでいいの。とびきり甘いこのパンでもう満たされるから」
濃厚なクリームが絶品のクリームパン。
口の横にずっとクリームつけて食べてる。
「芽衣、クリームついてるよっ」
笑いながら言うと、真っ赤な顔で口元を隠した。
本当に可愛い仕草。