初恋
「はぁ?彼氏~?優菜ちゃんは特定の人は作らないよね?
もしかして、ストーカーじゃないの?
俺と一緒に行こうよ!」
「ちょっ、」
「優菜…………」
俺が名前を呼ぶと高瀬と目が合う
「本当だよ、彼氏」
「え?」
男は俺と高瀬を交互に見ながら段々顔色を変える
「彼氏ねぇ、
ふ~ん、こんなヤリマンの彼氏って
やっぱり、身体目的だろ?
優菜ちゃんはテクニックもあるしね」
「お前、童貞だっただろ?」
「はぁ?お、俺は!」
真っ赤になる男
バカばっかりだな
「初めて抱いた女を大事にできねぇんだな
って言うか、こいつしか知らねぇんだろ?」
「な、な、な、///」
男は言葉が出なくなったのかそのまま逃げて行った
図星かよ