あなたはまだ私を想ってくれていますか?


もっと…もっと水瀬先輩のことが知りたい…

そんなのはだめなのかな…?




「ふ。顔、赤い。」

「あ、赤くないです…」

「そ?」


少し妖艶にほほ笑んだ彼にまた見惚れる。


私ってば…帰り道だけでどれだけ見惚れたっけ…


なんて少し自分であきれる。


もっと…もっと水瀬先輩のことが知りたい…

そんなのはだめなのかな…?


だけど…


「先輩…連絡先とかって教えてもらっていいですかっ!」


なんか無我夢中でそんなことを口にしていた。


ハッとして先輩の顔を見ると少し驚いた顔をしてて…

やっぱ、ダメなのかな…

だってみんな大好き 水瀬 晴 先輩、らしいしね…

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