あなたはまだ私を想ってくれていますか?


「ごめ…!遅れた……!」


走ってきたせいか、息を切らしながらそういう。


「走ってこなくても大丈夫だったのに。」

「だって、少し遅れただけでもすぐナンパされちゃってるじゃん。美智。」


何このかわいい生物。

ほっぺむくれさせちゃって。


「ナンパなんてされないから大丈夫大丈夫。
奈海のほうがしんp「さっきも私が少しでも遅れてたらされちゃってたところなのに。」


君は私の言葉を遮るのが好きなのかな?

まぁ、いいや。


「送れたんだから奢ってよ」


そういうと ゲッ という顔をした後『はいはーい』と言いながら歩いて行った。


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