あなたはまだ私を想ってくれていますか?
「そんなのわかんないよ!
頑張ってみればきっと…」
「頑張ってきたよ…!
色んな事試してみたよ。私なりに…
でもあの表情しなかった。」
そういってハッと気づく。
なに友達巻き込んで泣かせてんだ私…。
「ごめん奈海!パフェ、いこ?
おなかすいちゃった」
「…うん…」
あからさまに元気がない奈海。
ほんとこの子はいい子すぎるっっ!
私の友達にはもったいないよ!
「奈海が元気なかったら余計に辛いなぁ…なんて」
そう言って笑いながらペロっと舌を出すと、パッと私を見て
「げ、元気だよ!元気!パフェいこ!」
そういって私の手を引いた。
その手はあったかくってすごくすごく、安心したんだ。