大好きなのに…
何度も名前を呼んだけれど梨菜は俺の方を一度も振り向かなかった…

「成宮…くん…か…」

俺は力なく笑った……

「くそ…!!」「ふざけんな…!!」

まだ間に合うかもしれない…俺は屋上を飛び出し梨菜が学校に残っていないか探した………でもいなかった……

なぁ…梨菜…完璧俺が悪かった…悪かったよ……今度は傷つけない…絶対幸せにする!! 
だからお前は別れたつもりでも俺はお前を離さねぇからな!!
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