大好きなのに…
ギィーっと屋上の扉を開けた
スッーと気持ちのいい風が吹く
「気持ちがいいなー」
そんな事をつぶやいて風にあたっているとギィーっとドアが開いた
「なんのよう?」
とても懐かしい好きな人の声
「来てくれてありがとう!
あの…さ、あさって久しぶりにデートしない?」
「無理…女と約束してるから」
「そっか…だよね…ごめんねバイバイ」
私は走って屋上を後にした泣き顔を見られたくなかったから…
急いで家に帰ってその日のうちに明晶ちゃんには別れますと1言メールを送った
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