いけない恋


「あらあら、財布忘れて終電逃しちゃったのか!

どうやって帰るの?タクシー?」


タクシー!そうだ!その手があったか


そう思い、財布の中身をチェックする。




『こうゆうときに限って、スッカラカンです泣』



もうほんと今日はついてない。


どうやって帰ろうか、また半泣きになりながら考えてた。そのとき



「あれなら、送ってってあげようか?

目の前でそんな顔されると…(笑)」


本当?ラッキー!なんて思いながらも なんだか気が引けて、


『いや、悪いですよ』


そう答えた。




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