ルームシェア。
「わかった!紹介してくれ、その部屋!」
「もちろん!!じゃあ明日、ここの駅の改札前に集合でいい?あ!連絡先交換しよっか!」
俺達はすぐさま緑と白のメッセージアプリで連絡先を交換した。
「黒崎くんって帰りは電車だっけ?」
「あぁ。たぶんそろそろ来ると思う」
「じゃあ、私はこの辺だから!明日は11時半頃に待ち合わせでいいかな?」
「おう。てか、大丈夫か?送ってくぞ?」
「大丈夫!もう目と鼻の先だから!早く帰って準備しなきゃ!じゃあ、また明日ね!」
「ん。着きそうになったら連絡すっからな」
「はーい!おやすみなさーい!」
そう言いながら姫島はぶんぶんと手を振って帰った。
まぁ、あれなら大丈夫だろ。
少し心配もあったが、俺も今日は明日に備えて早めに帰ることにしよう。
そして俺は駅へと歩いていった。