瞬きの星
立ち止まって目を瞑る。
君は、見えるか見えないかのほんの隅にいつもいる。いつでもそばにいる。それは瞬きをする瞬間に行ったりきたりしている。だから。本当は見えないから。目を瞑っていた方が感じられる。
君はここにいる。
雲のむこうの星空がみえた。
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