瞬きの星
あの声はもっとこう、
何かが違った。

それがとても重要に思えて

けれど、それを伝える術がもてずに
伝えきれない感覚と
伝えられない他人に
うんざりとしてしまいような
打ちのめされてしまうような
気分にさせられる。
その前に
僕はそれを忘れてしまおうと
大事な事さえも
ただ騒いですませてしまう。
だから僕らはありもしない
滑稽な話でそれをごまかそうと
ただ騒ぐのだ

未だ今は。
それが日常であった。
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