ア・イ・シ・テ・ル
中に入ると新城さんはお酒を飲んでいた。


「てめぇ。俺をなんぷんまたせやがる」


新城さんはすごく怒ってるみたい。


「ごめんごめん。ゆいちゃんを助けてたんだよ。」


「あ?・・・だれだ」


誰だって覚えてないのかな?


「すみません。私のせいでミズキさんが遅れてしまって。相川 ゆいです。覚えておりませんか?」


「しらねぇ。」


「なら、改めまして相川 ゆいです。よろしくお願いします。」


うあはニッコリと作り笑いをつくって新城さんに微笑んだ。
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