ア・イ・シ・テ・ル
ミズキとその横にいた新城さんが目を見開いた。


びっくりするのも無理はないと思う。


''うい''うあの世界で一番大切だったひと。


『ビックリした?』


「うん。似てるとは思っていたけどまさか・・・」


『うあとうい双子だったの。よく言っていたでしよ?俺の大切な人が待っているからって。』


「じゃあ・・・もしかしてういの死んだ理由を知っているの?」


ミズキの目は揺れていた。


あのミズキが動揺している。
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