空の色




「なに言って…」




「ねぇ。 この青空を見てると、どんなに暗い気持ちに なっても、なんだか晴れ晴れとした気分にならない?」




窓の外から見える青空を見つめて私は言った。




「……。」





「この言葉に、私は救われたかもしれない。」




「……。」





「ねぇ…。私がどんよりした雲みたいに落ち込んでるときに、合田くんは私の光になってくれますか?」





< 30 / 42 >

この作品をシェア

pagetop