空の色




ガチャッ。



開かれた屋上の扉から愛しの彼女が現れる。




やっぱり怒って…




いや…違う。



今は怒ってない。




「話し…なに…?」




ポーカーフェイスを保っているが、俺には分かる。




この子、泣きそうだ。




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