空の色
「じゃあ、新山も俺のこと名前で呼べよ?」
嬉しそうにコクンと頷く彼女。
可愛い…。
そんな可愛い彼女の名前を呼ぶ。
「葵…。」
ニコッと笑う彼女。
「夏樹…。」
呼ばれて俺も微笑む。
「やっぱりもう1つパフェ食べたい。」
ムードがあるのかないのか…。
それでもそんな彼女を愛しいと思ってしまう俺。
「よく食うな。ま、良いことだよ。」
そう言って笑うと、明らかに不機嫌になる葵。
ほんと表情コロコロ変わるな。