私の好きな人は、ヒーローでした。
『なんで謝んのー?
私すっっごく行きたい!!』

『じゃぁ、行こ。』

『うん!』

すごく、ドキドキしてた。
彼氏の家だもん。普通だよね。


この時、行かなきゃ良かったんだ。
ほんと、私ってバカ。



ガチャッ____________


『……どーぞ』

『お邪魔します……』

初めての彼氏の部屋は、すごく、
新鮮だった。
やっぱ男子ってだけあって女子とは違くて、すごくシンプルだった。

『ねぇ!アルバムみたい!』

『……仕方ねぇなぁ……その青いのな。』

『やった!』


この時の私は、ただ、好奇心といいものなのかわからないが、そういうものがあった。
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