私の好きな人は、ヒーローでした。
『は……ぁ?』

その写真に写ってた人が、今、目の前にいる……それは、なぜ??それから、私は、小さい頃に捨てられたこと。を知らされた。

『待って……じぁ、私達は……』

そして、どこか嬉しそうに、、
残酷なことを言った。


『あ、な、た、た、ち、は、、
き、ょ、う、だ、い、な、の、よ。』


一文字一文字が、ずっしりとくる。

『う、そ、でしょ?』

私と、拓海は、固まる。

『ほんとよ……!血のつながった兄弟。』

嘘だ。
そう言って欲しかった。

『っだ……やだぁぁ!』

そう叫びながら、家を出た。
そして、、私たちの思い出の場所。
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