私の好きな人は、ヒーローでした。
「よろしくね!じゃあね」

「おぅ」



「「はぁぁぁぁ???!!」」

前にいる來羅と、隣にいる瑠衣の声がかさなって、すごくうるさい

「ちょ、うるさいな…」

教室に戻ってから、竹内くんは、いい人だよねっていう話をしたら…この状況。

「いやいや!!だって!あの、竹内雄弥でしょ?!ないない!!」

「何で言いきれんのー?」

「いや、確かにね!!整った顔しててカッコイイけども!」

「うん?」

一口、お茶を飲んでから、來羅は、

「アイツ!かなり危険!!
マジ不良だし!」

「はぁー?」

「そうだぞ?こないだだって殴り合いしてたらしいし…」
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