カシスオレンジのその先へ
時間があるといっても1時間弱ほどで
ほとんど何をどう話すかを音々ちゃんが考えていて
それに僕は時々何かを足すようなくらいだった

だからあっという間に時間は過ぎて森孝さんが来た
ピンポーン

「あっおはようございます」

「おはようございますっ」

「おぅおはよー
 ってあれ音々ちゃん
 おはよう
 荷物とか適当においていい?」

「はい もちろんですっ」

「あっこれお土産~
 懐かしいしょー?」

「ありがとうございます
 うわぁ懐かしいです
 北海道
 音々ちゃん今度一緒に北海道行こうねっ」

「絶対連れてってくださいね?」

「もちろんだよ」
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