カシスオレンジのその先へ
やはり音々ちゃんが森孝さん以上にそばにいたいと願うような人にはなれないのだろうなと思ったが
他の男にとられる心配もないとなぜだか安心している自分がいた
今一番そばにいられるのは僕なんだと思ったから
何も話さなくなった僕に
「でもいつまでも森孝さんを想っていることはできないんですよ
わかってます
だからそろそろ切り替えて恋愛を楽しみたいんですけどね」
なんて無理した笑顔でいってきた
「きっと無理だよ」
「ちょっと?
もうなんなんですかぁ
別にいいじゃないですか」
なんて酔い始めたような話し方でいってくる
僕もそろそろきっちりしなければならないとは思う
誰もこのままでは幸せになれない
こんな僕を想い続けてくれている星七といい加減話さなければならないこの先を
僕のためになのか
星七のためになのか
このままではいけないから
そして音々ちゃんとも改めて話さなきゃいけない
森孝さんの事も
僕自身のことも
今までいえずにいたこと
少しづつ進めるのならそれでもいいよね?
森孝さんにいつまでも頼ってはいられないのだから
それでも僕はまた頼るかもしれないが
他の男にとられる心配もないとなぜだか安心している自分がいた
今一番そばにいられるのは僕なんだと思ったから
何も話さなくなった僕に
「でもいつまでも森孝さんを想っていることはできないんですよ
わかってます
だからそろそろ切り替えて恋愛を楽しみたいんですけどね」
なんて無理した笑顔でいってきた
「きっと無理だよ」
「ちょっと?
もうなんなんですかぁ
別にいいじゃないですか」
なんて酔い始めたような話し方でいってくる
僕もそろそろきっちりしなければならないとは思う
誰もこのままでは幸せになれない
こんな僕を想い続けてくれている星七といい加減話さなければならないこの先を
僕のためになのか
星七のためになのか
このままではいけないから
そして音々ちゃんとも改めて話さなきゃいけない
森孝さんの事も
僕自身のことも
今までいえずにいたこと
少しづつ進めるのならそれでもいいよね?
森孝さんにいつまでも頼ってはいられないのだから
それでも僕はまた頼るかもしれないが